おいしい紅茶の種類
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◇茶器と茶道具
【ノリタケ】の歴史

◆日本のティーテーブルを彩り続けた
 【ノリタケ】の歴史

 洋食器の製造に、日本で始めて取り組んだのが、日本陶磁合名会社、現在のノリタケカンパニーです。
 明治9年、森村市左衛門は貿易会社を設立すると同時に、弟の豊をニューヨークに派遣し、輸入雑貨店【モリムラブラザーズ】をスタートさせました。鎖国が解かれたばかりの日本で積極的に海外貿易に乗り出した彼らは
1900年に開かれたパリ博で鮮烈な絵付けを施された白い陶磁器を目にし、その美しさに心を奪われます。

 世界で通用する白色陶磁器ディナーセットを自らの手で開発したいという強い重いから、市左衛門らは技術社をヨーロッパに派遣し、学ばせました。明治37年、日本陶磁合名会社を設立して製作に取り組んだものの、試作錯誤の繰り返し。10年の歳月を要して完成にこぎつけ、日本初のディナーセットを世におくりだしたのでした。
 当時の主な輸入先はアメリカ。市場のニーズにあった商品作りのために、米国人デザイナーがデザインし、日本で製造しました。商品は大きな支持を得て、ノリタケの名を世界に日遂げることとなります。フランク・ロイド・ライトが設計した定刻ホテルライト館のために、彼自身がデザインしたテーブルウェアを作ったのもノリタケでした。
 日本人がふだんの暮らしに洋食器を取り入れ始めたのは、団地が誕生し、ダイニングテーブルで食事をするようになった昭和30年代以降のことでした。これまでにノリタケが生み出したティーカップ&ソーサーの図柄は数え切れないほどあります。昔の図柄の復刻版とともに、さらに新たな図柄も生み出され、常に話題をよんでいます。